評価がすぐ分かる、ニュースがすぐ伝わる現代社会
みんなネットを使い、あっというまにニュースも噂も広がってしまう世の中です。
そんな中で株価が上昇する会社というのは、やっぱり評価されやすい会社だと思います。
アピールしないと、評価してくれる人たちの目にとまらず評価されません。
評価とはいっても、客観的なデータよりも、主観的に感じたインパクトや将来の有望性等の方が株を購入する意欲になりやすいです。
時価総額が安い銘柄をピックアップする
あなたが超大金持ちだとして、企業を自分の資金で買収できるとします。
例えば500億の現金があるとしましょう。買い上げるときに株価が100円だから安いのではありません。
大切なのは株価×発行株式=時価総額という企業価値(時価総額)です。
お金のある人や会社は、株を大量に買い占めて、株価と経営方針をコントロールします。
会社が稼ぐというより、会社の技術や商品をどれだけ世界が利用できるかだ
今まで日本で話題になった企業を考えてみましょう。
任天堂…花札を作ってた会社が、ファミコンを開発。家庭用ゲーム・ポータブルゲームを広め、たくさんのゲームタイトルが発売されるプラットフォームになりました。
ファーストリテーリング(ユニクロ)…使いまわしの効く下着やフリースがみんなの役に立ったので爆発的にヒットして企業が大きくなりました。
ROEが高い銘柄、もしくは急改善の銘柄
ROE 自己資本利益率(じこしほんりえきりつ、return on equity)は、収益性分析で用いられる株価指標の一つです。
株主から調達した資金と過去の収益のうち内部留保していた資金により、どの程度の利益をあげているかを見る尺度です。
企業が、一年間の企業活動を通じて「株主の投資額に比してどれだけ効率的に利益を獲得したか」を判断するのに用いられる指標です。
自己資本利益率が高い場合は、株主からの資金が有効に利用されており、株主の期待に応えていると言えます。
M&A、材料話題が豊富
企業の価値の話をしましたが、企業にお金や資産が多くあったら、やっぱりもっとお金の回転の大きさを大きくしたくなりますよね。
そんなときM&A(企業買収)が行われます。これにより、企業のキャッシュフローは大きくなります。
もちろん企業の方は、自分の会社にとってプラスになるから買収しているので、これ自体は業績にも企業価値にも反映されてきます。
また、そのようなお金につながる話題や、提携などが活発な方が露出が増えて、評価される機会も多くなりますのでそのような銘柄を選びます。
今以上株価が下がる心配が少ない銘柄を選択する
これは要注意なのですが、売り上げがぜんぜんないのに株価だけすごく上昇することがあります。これを仕手株とか、筋がいるとかいいますが、ギャンブルを始めてしまうことがあります。
まだ評価されていない株を見つけて、仮に誰かの目に留まっても、上げ足をとられることが少ない銘柄を選択するようにしたいですね。