ギリシャ政府は構造改革案を提出
ユーロ圏各国に新たな金融支援を要請したギリシャ政府は9日に年金改革などを含む構造改革案を提出しましたが、国民投票で反対が多数となった財政緊縮策に近い内容で、国内では不満の声が出ています。チプラス首相はこうした不満を抑えるためEU=ヨーロッパ連合などに、債務の削減などの負担軽減を強く求めていくとみられます。
チプラス首相はこうした不満を抑えるために、構造改革案でEU側に歩み寄るのと引き換えに、ドイツなどが反対している債務の削減など負担の軽減を強く求めていくとみられ、金融支援を巡る協議は予断を許さない状況が続きそうです。
ギリシャ構造改革案 国内では不満の声 NHKニュース 7月10日 18時47分
ギリシャは構造改革案を提出した。先日の国民投票で財政緊縮策はしないという表が過半数だったため、不満が多いのは当然だ。
国民が暴動などをおこなさないために、借金を返す額や期間を交渉してくるのではないかと見られている。
負担の軽減 VS EUへの歩み寄り の駆け引きは続きそうだ。
上海市場 10日も株価大幅に値上がり
今週、世界の株式市場に影響を与えている中国・上海の株式市場は中国当局の下支え策を受けて9日に続いて、10日も株価が大幅に値上がりし、代表的な株価指数は9日と比べて4%以上、上昇しました。上海の株式市場では去年後半から株価の高騰が続いていましたが、先月中旬以降、一転して大幅な下落に転じ、今週に入っても値下がり傾向に歯止めがかからず、世界の株式市場に影響を与えています。
ただ、中国当局などが株価の下支え策を相次いで打ち出したことを受けて、株価は9日に続いて10日も大幅に値上がりし、代表的な株価指数である「総合指数」の終値は3877.80ポイントで、9日と比べて4.54%上昇しました。市場では10日も証券各社や政府系の投資ファンドなどが株式を買い支えたと見られ、下支え策に一定の効果が出た形となっています。上海市場 10日も株価大幅に値上がり NHKニュース7月10日 18時40分
中国は半年前から株価が高騰してきたが、先月中旬以降大幅な下落となっている。ここ数日は中国当局の下支えで上昇しているが…
ツイッターなどでの未確認情報だが、中国の証券会社のトレードソフトでは、売却ボタンが消えたなどと言われている。
株式などを購入はできるが売却はできないのだとか…これは噂で確認できないのだが。今までに出した売り注文はそのままで、買いたい人は買うという状態ならば確かに株価は上がるなぁと納得。
9日の中国株式市場で、上海総合指数 は2009年以来の大幅高で終了。600銘柄がストップ高、10%の上昇という。
当局の資金的介入があって支えたのかは定かでないが、当局は助けてくれるという印象が中国市場の投資家に植え付けられれば当局の思惑通りなのではないだろうか。
これからどうなるかは非常に難しいところだ。
7938 (株)リーガルコーポレーション は底固い
外的な要因で日本の株式市場は揺さぶられていますが、リーガルなどの割安・国内向け必需品銘柄は比較的安定です。
信用取引残高も少ないため、投げ売りや狼狽売りの対象にもなりにくいようです。
引き続き注目していきます。