ナガオカは社長が変わり、株主が変わり、経費の構造が変わり、売り上げの計算方法も変わり、かなり変化が大きい状態です。

ナガオカの事業分野は、石油プラントなどのエネルギー関連と、取水装置や水道などのインフラ・水関連が2大分野となります。

特にその中でも水分野に力を入れており、近年注目度が増しています。

詳しくは以下の記事で!

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利益が出るために健全に経費を削る

ナガオカに限らずですが、利益を出すためには出費を抑えることが重要になります。

特に、工事屋さんのような1つ受注で数億を年に何件というような事業では、固定費の取り扱いが四半期の利益に大きな影響を及ぼします。

ナガオカはここ数年で大きく変わっており、その中の一つが自社工場の縮小と、親会社の工場の利用という選択です。ナガオカの親会社は、創業112年のプラントエンジニアリング企業であるハマダです。

自社工場の維持には大きな費用がかかりますが、親会社の関連会社ハマダコムの工場を整備してもらい賃貸する契約を結び、グループ全体で人や工場の稼働の効率化が実現されています。

ハマダは、ビジネス誌が特集した、ゼネコン「生き残り力」ランキングにて、 兵庫県1位、全国37位と紹介されました。(2016年12月)

赤字で継続に疑義が生じていたナガオカへの出資を増やしたことには、100年の歴史と生き残り力のあるハマダが認める何かがあったのでしょう。

水事業を国内・海外で広める

ナガオカの事業は世界に広がっており、エネルギー関連、水関連事業ともに世界で採用されています。

水事業で特に注目されている高速海底浸透取水システム HiSIS (ハイシス)は、2014~2016年頃でアブダビ Umm Al Nar(アラビア湾 )、中国河北省などで実証実験中で良くも悪くももうじき実証実験の成果が出る時期になってきています。

2017年からはタイでも超高速無薬注水処理装置「ケミレス」の浄水技術を用いた給水事業に関してパイロット試験がスタートしています。タイでは小規模な浄水場が多く、それらの浄水場も設備の更新やメンテナンスが間に合わずうまく運用できていない状態のようです。ケミレスでは、薬品を使わずに地下水を飲料水レベルにまで高速処理できるという点が世界各地のニーズに合致しそうですね。

マレーシア、USA、ベトナムなどでもナガオカのケミレスのパイロットは動いています。(ナガオカホームページより)

ケミレス|水関連事業|事業内容|株式会社ナガオカ

 

国内では、株式会社オルガノと組織し、大阪府貝塚市津田浄水場に無薬注生物処理装置「ケミレス」と急速ろ過池を新設し納品されました。

どちらも実際に活用されて、引き合いは増えてくるのではないかと妄想しています。(浄水場を視察をしたという情報などはちらほら)

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水とエネルギーは国内・世界で需要が高まる

水の問題は深刻です。

ナガオカの技術は、海水から飲み水を作ったり、ヒ素に汚染された地下水から飲み水を作ったりという非常に共益性の高い事業です。

重要なインフラになるものなので、各国で念入りなパイロット試験が行われていますが、役に立つものを作っているので本当に役に立った時には非常に高い価値と社会的信用が得られるものとを思います。

経費や売り上げ計上方法、事業分野などをしっかりと絞って黒字化できる体質となったナガオカは、これから大注目です。

まだ時価総額50億程度ですし…その割にはいろんな意味で大きな仕事をしていると思います。

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