ツインバードの取引単元株式数の変更と株価
さて、このブログでも長く取り上げているツインバード工業ですが、単元株式数の変更IRが先日発表されました。
単元株式数を1000 株から100株に変更となります。
現在、株価が400円前後なので、1000株単位だと40万円からでないと投資できないということで投資対象になりにくい銘柄だったと思います。
出来高が本当に少ない状態のため、誰も手を付けたがらない株となっています。
しかし、ツインバード工業自体は、「一緒に作る、お客様と」というブランドコンセプトのもと、ホームページのリニューアル、facebookページの更新、ネットショップ開設、東京ショールームなど、様々な展開があります。
株式分割と聞くと株価上昇期待だが、単元株式数変更で株価はどうなるか?
ツインバード工業の場合、なんで3000円で魅力的な掃除機を作っている会社なのに、投資は40万円からなの!?と思う方が多いかと思います。
時価総額は現在も30億円台です。業績は黒字定着で配当も年間15円予想となっております。つまり、40万円の投資で、年15000円配当をもらえます。
平成 28 年9月1日(木)からは4万円から投資できるなら、何か利益率の良い商品がヒットしたら時価総額30億円が100億程度までは期待できるのではないかと思います。
特に期待は冷却器などの法人向けBtoB商品です。一般向け商品のイメージが強いですが、味噌汁マシンや、ワクチンクーラーなど、業務用のシェアも少しずつ獲得しつつあります。
好きな会社だから応援、株価10倍・テンバーガーを目指してほしい
お客様とつくるという姿勢で、フットワークが軽いのは良いことですが、商品の作りすぎで、1つ1つの商品に覚悟がないことが弱点ではないかと考えています。
ホームページを見ていて、少しずつ商品の個性や品数が絞られてきた印象があります。
また、アマゾンなどのネットショップでも、商品の販売価格が少しずつ引き上げられてきている印象があります。
当然高評価商品はちょっと値上がりしても買われるかと思いますので利益率を高めて、真のブランディングを目指してほしいと思っています。
株主に深江今朝夫、EH株式会社(エクセルヒューマン)
2016年2月29日、エクセルヒューマン代表の 深江今朝夫 氏 55400株(6.14%で2番目)、EH㈱ 386000株(4.27%で5番目)の株主となっています。
深江今朝夫氏、エクセルヒューマンで10%越えの株を保有しています。
エクセルヒューマンは、製造小売り事業という、パートナーと商品開発して、商品を見て、触れて、体験できる「デモインフォマーシャル」という仕組みで販売するというモデルのパイオニアです。
商品を納得して買わせるプロフェッショナル集団が株主に登場し、どのような展開があるのかにも期待です。
ツインバードに、高くても納得して商品を買ってもらえる方法を教えてあげてください。