3623 ビリングシステム「PayB(ペイビー)」はゆうちょ、みずほ、百五銀行、KDDIの支払いへ

アリペイ関連として注目されているビリングシステムですが、数年前にアリペイドットコムと提携発表をしましたが、実はホームページを見る限りアリペイサービスの提供を行っていません。

アリペイの勢いがありますが、それはそれでおいておいて、中国版のラインと言われるウィチャットの支払い(ウィチャットペイ)と銀聯があればとりあえずOKではないかと個人的には思います。

コンビニや電気屋さんでもいろいろな決済方法があります。アリペイのユーザーが増えているようですが、さほどどれも変わらないのでどれで支払ってもいいやと思う人も多いのではないでしょうか?

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「PayB」がKDDIの支払いにも拡大

KDDIでは、4,854万人(2017年3月時点)の契約数を誇るau携帯電話サービスの利用料金の他、インターネット回線料金、auでんき料金などの窓口払い契約者に対し、自社スマートフォンを利用した新たな決済手段を提供できるだけでなく、契約者がコンビニエンスストアやauショップに払込票と現金を持参することなく、いつでも、どこでも簡単に支払いができる利便性の高い支払方法を提供することが可能になります。

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日本人の性質的に金の問題をで後を引きたくない

PayBが流行る可能性がある点について、やはり即時に決済という点が大きいと思います。

日本人はクレジットカードを使うことを相当ためらう時代がありました。

なんとなくクレジットカード=魔法のカード→「借金」という潜在意識があるようです。

『PayB』に登録したゆうちょなどの口座(キャッシュカード利用の総合口座)から即時に決済できるサービスは魅力的です。

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銀行(Bank)払い → 銀行から即支払われ口座がおサイフになっちゃう

現在も一定数デビットカードユーザーがいます。今回のペイビーは銀行口座があればOKで、しかもゆうちょとみずほを抑えたので日本人の多くをカバーできてきています。

バーコード( Barcode)払い → 電話、電気、水道などの公共料金含む

る「PayB」の決済機能は、コンビニエンスストア等での支払いで利用される払込票のバーコードを、スマートフォンのカメラ機能で読み取り、登録した銀行口座から即時に支払いができるサービスです。

バーコードを発行して、コンビニで支払っていた各種の払込票は、これからPayBという決済手段を取り入れていく可能性が高い。

例えば、税務署に行く人が少しずつ減って、確定申告や納税を済ますようになってきました。

先進的な人から少しずつ利便性に気付き、その後を追う人が現れ、徐々に浸透していくことと見通せます。

例えば住民票を取ることなど、役所の窓口に行かないと安心できない人というのも一定数いて、全員がそうなることはないです。

ビリングシステム(Billing system) → 事務効率化と決済の問題解決の集大成

ビリングシステムは裏方企業です。

現在、フィンテックや電子決済では、コイニー、NIPPONPAY、ジャックス、オリコなどが、アリペイやApple Payなどの決済導入支援で注目されています。

ビリングシステムは企業名こそ金融ですが、温泉地で二酸化炭素などの温室効果ガスをうまいこと処理するための事業の指揮をとることや、事務作業を効率化させるために大塚商会の給与管理たよれーるの裏方をしたりしています。

いろいろな決済や計算の集大成がPayBであり、単にスマホ決済というわけではなさそうです。

金融機関がOKすれば即時引き落とし、払込票発行側がOKすればPayB決済

今回KDDIは料金を請求する側として最初のPayB導入のニュースとなりました。

今までは銀行など、資金がストックされている機関側として、引き落とし導入についてのニュースでした。

PayBのアプリのダウンロード先

PayBのアプリはAppleではできています。 → https://itunes.apple.com/jp/app/payb/id1210593100?mt=8

まだ提携と導入が完了しているわけではないので登録できる金融機関や読み込んで対応しているバーコードはありません。

 

日本円の現金で支払うという江戸時代から、ツケや小切手ができ、クレジットカード、デビッドカード、フィリカでSUICAやナナコを使い、バーコードをスキャンして暗証番号を入れたら銀行から落ちるという時代へ。

お金の流れは変わります。その中で、その流れを支える事務側も変わります。インフラになる可能性も十分に秘めています。

キャシュレス化や銀行API公開の流れが追い風になり、ストックビジネスである点も考慮し、時価総額や株価も見直されていくことと考えます。

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