株とは何か
不景気な時代になりました。
右を見ても左を見ても景気の悪い話が多いものです。こんなときこそ、お金を有効に増やしていく手立てとして資産運用に目を向ける人が多くなります。その最たるものが株式投資です。 一般に株と称される事が多い株式投資ですが、その言葉は知っていても、いったいどのようなもので、どのような仕組みで、どのようにすれば儲かるのかということは、今まで株式投資になじんでこなかった人にとってわからないことだらけでしょう。今回はそのようなずぶの初心者向けの解説を施します。
例えば貴方が会社を始めようとしたとしましょう。そのとき、当然ながら会社を始めるに当たって事業資金が必要になります。そのお金をどこから集めるのかという事になりますが、それをすべて自分のポケットマネーでまかなうのは一般の人には難しいでしょう。こつこつ働いてためても、たしかに確実ではありますが何年もかかってしまいます。これでは事業資金を用意する前に「会社を始めよう!」という熱意もなくなっているかもしれません。 知人や銀行からお金を借りるという方法もありますが、その方法にはいろいろなリスクが伴います。絶対に失敗できないプレッシャー、利息付での返済。借りた金額以上の返済をせねばならず、しかも会社を運営していけるだけの利益を上げていかなければならないのです。これは非常に大きなリスクを背負いながら経営している状態であり、ギャンブル的な要素が大きすぎるでしょう。
そこで、株式と言うものが役に立つわけです。
株を簡単に説明すれば、多数の人にお金を出資してもらい
会社が利益を上げた場合には、出資金に応じて利益を分配すると約束する事です。そして、株には借金をすることとは違い、たとえ事業が失敗して会社が倒産したときにも、出資金を返す義務がないのです。これから会社を運営しようと考えている人にとっては非常に助かるシステムであり、株主にとっては会社が儲かったときには共に儲けることができ、会社が倒産したときには出資金がパーになる賭けのようなものなのです。 株を用いて資産を運用して以降と思ったときには、株は安いものはないので、それなりのお金が必要です。大金を投じて株を買っても、もしその会社が倒産したならば、所有する株券の価値はゼロとなります。出資する場合には多くの情報を集め、その会社が将来利益を上げることができるかどうかを慎重に見極めていかなければならないのです。
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