ヴィンクスの企業概要
小売業に特化したPOS・CRM・MDシステム・パッケージを開発する株式会社ヴィンクス。
提案・設計・導入・運用まで大手GMSのシステム部門として蓄えたノウハウとサービスで「超ユーザー系」IT企業を目指す。富士ソフトグループ。
ヴィンクスのポイント
・大手GMS(ゼネラルマーチャンダイズストア。総合スーパー=イオングループ)の流通システムを担当
・ダイエー、ウエルシアの完全子あ会社化でPOS等の統一がなされ、特需を享受の可能性
・POSシステムを中心とした流通システムノウハウと実績で業績もよく割安状態(株価1500円でもPERは13倍になる計算)
・ヴィンクスの上場廃止懸念(合併等による実質的存続性の喪失に係る猶予期間入り銘柄からの解除
ダイエー、ウエルシアのシステム統合がどれだけの利益を叩き出すかは未知数。
イオン店舗数 432店舗
ダイエー店舗数 198店舗
ウエルシアの店舗数 951 店舗
イオンで開発したシステムをちょっとメンテナンスして使うにしても、新しくシステムを開発するにしても、Vinxの持つ経験は活かせることでしょう。
ヴィンクスのシナリオ
現在は2chのカリスマトレーダーが推奨したことにより一時的に暴騰して、一気にみんな投げたため低迷状態に。
この後、2014年11月決算では、今後を示唆するような内容がみられるのではないだろうか。
その後、実際に今回イオングループに入った企業のシステム受注や、イオン関係、もしくはイオン以外の企業からの受注などのニュースがでる可能性もあり、目が離せない。
ヴィンクスは超総合スーパーのイオンのバックヤードを支えています。先進型流通のイオンに、マルエツ、赤字のダイエー、 黒字のウエルシアが加わり、Vinxとしても新たなノウハウを吸収できるかもしれない。
また、VINXは、飲食店・小売店などのオリジナルPOS開発の株式会社 4U Applications、百貨店向けのシステム開発の株式会社エス・エフ・アイを傘下に、中国、ベトナムにも子会社があり、勢いのあるイオンとともに、富士ソフトグループとしてアジアのPOSの先端企業として拡大していくのではないだろうか。