LINE決算順調、任天堂ポケモンGO業績織り込むもPlusは未知数
「ポケモンGO Plus」は、Bluetoothを使ってスマートフォンと接続
ポケモンGOはスマホ画面を常に見ながら歩くというスタイルが定番です。
日本ではポケモンGOブーム以前から歩きスマホに対して対策を施すような姿勢になっていました。
任天堂はこれを知ってか知らずかわかりませんが、ポケモンGO Plusを準備していました。
今までのスマホゲームで課金と言えば、ゲーム内のアイテムを課金購入する形しかありませんでした。
家庭用ゲーム機のパイオニア任天堂が仕掛けるポケモンGOゲーム専用機器という課金方法
なんと価格は3500円の予定です。
ポケモンGOでオンライン課金された収益の1割程度しか任天堂は得られないという憶測から、業績向上のインパクトが小さくなっていました。
しかし、ここはさすが任天堂、課金方法を新しいモデルで考えていました。
日本の大人は歩きスマホタブー、でもポケモン楽しい、3500円で解決
ポケモンGO Plusは、腕に巻く端末です。スマートウォッチのようなものでなく、ポケモンGOに特化したデバイスです。
これを使うと、ポケスポットで画面をスワイプしたり、出現したポケモンにモンスターボールを何個も投げたりしないで済むようなもののようです。
日本人の大人のニーズにぴったりですね!このデバイスについてはさすが任天堂で、独自販売なので利益はほぼ総取りですね。。。
ラインは収益面で安心感が広がりそう
第2四半期決算で営業利益83億円ということでとりあえず安心のようです。
ポケモンGOでポケモンを探していると、1日のスマホ操作時間の多くを奪われる可能性がありますが、ラインはメッセージや電話で通知が出るのでうまくポケモン集中から離れさせます。
ラインとポケモンGOが日本人のスマホ利用時間の大半になるか
少しの間はこれらのアプリが利用時間の多くを占める状態になる可能性があります。
ラインも任天堂も適正株価はわからない
爆発的ヒットやインフラ化という状態になると、適正株価は不明です。
ほとんどの人が使ってるとなると、そこに100円でも200円でも課金できれば莫大な収益になります。
また、プラットホーム化を達成すると、包括的にすべてワンストップの複合サービスでお客を逃さなくなります。
スマホアプリは新時代
スマホアプリの主流は、オンラインとオフラインのつなぎ役になりつつあります。
数年前に、パソコンゲームのセカンドライフが流行して、もう一人の自分を使ってパソコン上でコミュニケーションをとる人が増えました。
また、「箱庭」的なゲーム、育成ゲームなども流行りました。
時代はこれらを過去のものにしながら、本当のリアルとネット上のものがつながり出しています。
あらゆるモノとインターネットがつながる時代、オンラインとオフラインを面白くつなげる
技術の進歩で、デバイスや端末のあらゆる壁がなくなり、相互に通信して動くという形が進行しています。
どんどんこの流れ場進みます。英語と日本語だとコミュニケーションできなかった時代から、どんな言葉でも分かり合えるようになってきたのです。
iOS、android、windows、テレビ、エアコン、カメラ、風呂、照明、ドア、などなどなんでもつながります。
人と人もつながります。ただ、セカンドライフでもそうでしたが、本当の生々しいコミュニケーション・コミュニティでなく、ニックネームですむような都合のいい世界を求めています。
これらの要素はこれからの社会でおそらく必須となると思います。
これらを踏まえ、面白い提携やイノベーションが起こってくることでしょう。