日経平均が大きく下げております。
16000円に近づき、ここが底なのか、まだ下落するのか分からない状態です。
原油価格は28円台。
2014年中旬には100円くらいの推移だったため、1/4近くの価格まで下がってきたという状態です。
アベノミクスに合わせてアラブ諸国から市場に集まったバクダイなオイルマネーは、おそらく今一気に引き上げられているものと見られます。
原油が下がっていて上がる気配がないところをみると、おそらく石油産油の大本もある程度キャッシュとして持っておく選択になることが予測されます。
今までは毎日今の4倍近く石油と言うお金がわいてきていたのに、それが四分の一になったのですからえらいこっちゃです。
オイルマネーと言われる石油王的な人たちのマネーは、おそらく東京証券取引所だけでなく、NY、香港、ロンドンなどいろいろな市場、ファンドに散らばっています。
私たちも株価が下がり出して将来も期待が持てなくなった時は損切りしますが、大金持ちもおそらく同じです。
原油が下がると、日本にとっては生産コストが下がるし、自動車の燃費の下がって良いことだと一般からは感じますが、世界の大金持ちからするとまったく見方が違うのでしょう。
一般人は、オイルマネーの引き上げの下落から、自分の持ってる株の下落、そして更に下落が下落を呼び、今激下げしたという状態です。このサイクルにおいて業績がどうこうというのはほとんど関係なく、目減りする自分の資産を見たら恐怖でみんな売るものです。
さてここからどのように進んでいくのでしょうか。